2012年10月1日月曜日

「中秋節」に月を愛でて「月餅」を食す(*^_^*)

シンガポールは華人の多い国なもんで、中国に由来する行事も盛んです。
旧暦8月15日に当たる日もその一つで、この日は「中秋節」といいます。

旧暦の8月は秋季(秋季は7、8、9の三ヵ月)の中間で、さらに8月15日はその8月のまん中に当たるので、それで「中秋節」というのだそうです。
(もともとは月に豊作を祈るお祭りだったそうです。)
その中秋の夜は、月がもっとも明るく、もっとも丸く、月の光ももっとも美しいので、中国人は月の丸いのを団らんの象徴と見なして「団らんの節句」とも呼び、家族で月を愛でるという風習があります。

シンガポールは中国や台湾とは異なり祝日にはなっていませんが、それでもチャイナタウンのライトアップや、シンガポール川に大きなランタンが浮かべられたりと、普段より一層華やかになります

そしてその「中秋節」に欠かせないもの。
それは「月餅」です
日本のお月見団子と同じように、「満月と同じ形」という意味で月餅を食べるというのが一般的だそう。
また「月餅」の「丸い(中国語で圆)」形には「一家円満(圆满)」の「圆」という字に見立て、家族円満に暮らせますようにとの願いも込められているんだそうです。
「中秋節」に家族が集まり、月を見ながら「月餅」を食べる昔からの風習と、「中秋節」が近づくとお世話になっている人に「月餅」を贈るという現在の習わしは、シンガポールでも根付いているようです。

「中秋節」の1ヶ月前くらいから、シンガポールの高島屋では”月餅フェア”なるものが開催されて、たくさんの菓子店・ホテルなどが出店して、「月餅」の販売商戦に火花を散らしています(@ ̄ρ ̄@)
会場は、人、人、人…。
種類も多くて選ぶのに迷ってしまいますが、ダイジョーブ!!!
どのお店も、これでもかー、ってくらい試食させてくれますヾ(@⌒ー⌒@)ノ


実演販売もやってたり…( ̄▽ ̄)


いろいろと試食をした結果(笑)、私が購入したのはコレ ↓↓↓↓↓



「Fruit Paradise」”Snow Skin Moon Cake”
日本でも売られてる焼いてあるヤツぢゃなくて、外側の皮はアイスの”雪見だいふく”みたいにもっちりしてるの
中身もしっとりしてて、う~ん、( ゚v^ ) オイチイ
さすが日本資本のお菓子やさん
味も大きさも日本人好みさー(*´ω`*)
友人も大満足

そして、中秋節当日の夜は、習わしどおりに自宅で月を愛でながら、こちらの月餅( ´ ▽ ` )



「Peninsula Hotel」の月餅
香港のPeninsula Hotelでは、ソッコーで売り切れてしまうほどの人気商品だとか。
(店のおばちゃんが、自身ありげに売り込んでたさ)
こちらも試食して美味しかったし、大きさも小ぶりで良かったのでお買い上げ(*^_^*)
ダンナもオイシイといって喜んでましたー(*´∀`)

月もとってもキレイで、見とれてしまいましたわ♥♥♥


四季のないシンガポール。
でもこんなふうに季節を感じるのも、イイもんです、よ( ´ ▽ ` )ノ

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